いかたけの備忘録

忘れっぽい

発達障害について調べていた。

 Twitterでたまに発達障害などの話題が流れてくることがあり、今の職場にいる人が発達障害ではないかという気がして、「そういえば発達障害のことをよく知らなかったな。」と思って調べていた。図書館で本を借りて、ガーッと読んでいた。いくつかの図書はscrapboxにメモを取りつつ読んだので、内容を転記します。 

 

発達障害に気づかない大人たち (祥伝社新書 190)

発達障害に気づかない大人たち (祥伝社新書 190)

 

メモは取っていなかった。3冊目の図書と併せて読めば概略はつかめると思います。

会社の中の発達障害 いつも嫌なことを言う上司、いつも迷惑をかける部下

会社の中の発達障害 いつも嫌なことを言う上司、いつも迷惑をかける部下

 

メモは取っていなかった。だいたい他の図書で触れられている内容。20以上の事例紹介があるので、他の人がどのような処置を行ったかなど、事例を探したい人に向いていると思います。

発達障害 (文春新書)

発達障害 (文春新書)

 

 メモを取りつつ読んでいた。気になった点は以下の通り。今までの歴史にも触れながら話が進むので、経緯とかも含めてざっくり理解するには良いと思います。

第1章 ASD(自閉症スペクトラム障害)

  • 発達障害の中心的な疾患はASDADHDである。
  • そのほかは知的能力障害(精神遅滞)、局限性学習障害、コミュニケーション障害など
  • ASDの主要な症状
  • コミュニケーション、対人関係の持続的な欠陥
  • 限定され反復的な行動、興味、活動
  • 精神疾患の定義や名称は今後も変化していく可能性がある。
  • 大人の発達障害≠成人期に発症した発達障害

第2章 ADHD(注意欠如多動性障害)

  • 小児期の有病率(出現頻度)は5~10%(ASDの10倍以上)、成人の約3~5%。
  • 不注意、集中力の障害は成人期になっても持続する
  • 多くのADHD当事者は就労してから自らの不適応を自覚し、受診する
  • 同じ間違いを繰り返す、真剣に聞いているつもりでも重要な点が頭に入っていない、マルチタスクが苦手なことが多い。
  • 正常以上の知能を持っているが、ADHD症状によって十分に力を発揮できない。
  • 自覚すること、投薬の効果によって十分な改善を期待できる。
  • 不注意の特徴
  1. 注意の持続に問題がある(持続性)
  2. 話しかけられても聞いていないように見える(分配性)
  3. 外部からの刺激により注意がそらされる(転換性)
  4. 興味を感じる特定の対象に対しては過集中
  5. 目の前の業務に集中できない
  6. 個人プレーでは能力を発揮しやすい
  •  多動と衝動性の特徴
  1. 多動:落ち着きが無い、黙っていられない
  2. 衝動性:内的な衝動性(素早い決断⇔思慮に欠ける判断)、行動の衝動性(イライラしやすい・キレやすい)
  • ADHDがきっかけで他の精神疾患を併発しやすい。
  • 併発した精神疾患に対する治療が行われるだけだと改善できない。

第3章 ASDADHDの共通点と相違点

  • コミュニケーションの障害では区別しづらい
  • ADHDは対人関係に失敗して不安を抱く。ASDは他人に興味が無い。→表面的には区別できない。
  • 同一性へのこだわり(常同性)があるかないか

第4章 映像記憶、共感覚学習障害

  •  サヴァン症候群
  •  シネステジア(共感覚):文字に色を感じる、音に色を感じる、形に味を感じる
  •  映像記憶:ASDで見られやすい。フラッシュバック体験。
  •  局限性学習障害(LD):読む、書く、話す、聞く、推論するについて知能遅滞ではなく障害がある。

第5章 天才

第6章 アスペルガー症候群への誤解はなぜ広がったか
第7章 発達障害と犯罪
第8章 発達障害を社会に受け入れるには

  • 多くの発達障害当事者は一般人として暮らしているが、職場での失敗から不適応となるケースが珍しくない。
  • デイケアによる復帰訓練

 メモを取りつつ読んでいた。気になった点は以下の通り。タイトルの通り職場での内容が中心。筆者は主治医でもあり産業医でもあるとのこと。

序章

第1章 職場のストレス

  •  ストレスについての説明
  •  職場のストレス原因
  •  対人関係ストレスは一律処置ができないため対応が困難

第2章 うつ病

第3章 うつ病以外の精神疾患

  • 適応障害、ストレス因子が明確かぐらいしかうつ病との違いがない。
  • 急性ストレス障害PTSD、死ぬぐらいヤバい出来事に遭遇して急性ストレス障害になり、症状が1ヶ月以上続くとPTSD
  • パニック障害、動機・呼吸困難・めまいを感じ、死を意識する。
  • 社交不安障害、目立つ場で恐怖を覚える。
  • 統合失調症、多様な症状があるので悪いイメージが先行している。代表は幻覚や妄想。
  • 軽度発達障害:知的発達には問題がなく、能力のばらつきがある。
  • パーソナリティ障害:境界性と自己愛性

第4章 精神疾患による休業と職場復帰支援の理解

  • 職場復帰に至るまでのステップについて解説
  • 厚労省「改訂 心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」
  • 主治医は職場の状況を余り知らない、産業医精神疾患の専門家では無い。
  • 人事・管理者・産業医・主治医がうまくコミュニケーションを取る必要がある。

第5章 メンタルヘルスを保つための対応と予防

  • 厚労省「職場における心の健康づくり 労働者の心の健康の保持増進のための指針」
  • セルフケア:自分でストレス源に気づいて、軽減する。
  • ラインによるケア:管理者の役割は監視とコミュニケーション(傾聴)
  • 産業保健スタッフ等によるケア:産業医等による啓発・相談体制
  • 事業場外資源によるケア:EAP(従業員支援プログラム; Employee Assistance Program)の活用

第6章 職場のメンタルヘルスQ&A

 メモを取りつつ読んでいた。気になった点は以下の通り。ブルーバックスなので脳科学の説明が豊富。現在の研究で判っていること(と、判っていないこと)が記載されている。「自閉症は脳の器質による障害」「遺伝子が関係するが、自閉症が遺伝するわけではない」がポイントかと思います。

第1章 自閉症とは何か

  • 自閉症の症状
  • 原因についての歴史
  • ワクチン説は否定

第2章 脳はどのように発生発達するのか

  • 受精卵から脳の出来方について
  • とても複雑
  • 自閉症になる要因は複数

第3章 脳と自閉症の関係

  • 画像診断の例を紹介
  • 自閉症は脳の器質による障害

第4章 動物実験

  • 実験用のマウスの作り方
  • 動物実験の有効性について

第5章 自閉症を起こす遺伝子

  • 遺伝子、ゲノム、DNAについて説明
  • DNAからタンパク質を作る仕組みの説明
  • 自閉症には遺伝子が関係するが、自閉症が遺伝するわけではない
  • 原因となる遺伝子については調査中

第6章 増加する自閉症への対処

 

調べていると自分がASDっぽい気がしてきました。そうはいっても、素人が診断できるものではない上に、健常者か否かがどこかでスパッと分かれるものでもない事も判りました。

追記4/10 何冊か追加で読んだので追記します。 

大人の“かくれ発達障害”が増えている: 発達障害は万病のもと!

大人の“かくれ発達障害”が増えている: 発達障害は万病のもと!

 

 著者の一人は発達障害かつ双極性障害Ⅱ型


第1章 なぜ発達障害が増えているのか

  • 軽度発達障害を含めると日本での出現率は10%以上
  • ストレス耐性が低いため二次障害・合併症を患いやすい。
  • 学歴が高くても就労と社会適応が困難で引きこもりやすい。
  • 知的障害…IQ70未満。発達障害は知的障害は無いか極めて軽度。
  • 子供の発達障害は男:女=5:1程度。大人は1:1と言われている。
  • 男性はアルコール依存症が多く、女性は摂食障害が多い。

ADHD:不注意、多動性、衝動性(基本事項は他の書籍に委ねる)

  • 小児期にADHDの診断が無く、成人期で始めてADHDと診断されるケースあり

  •  

    小児期発症型と遅発型は別の要因では無いか?

アスペルガー症候群

  • 対人関係が未熟

  • 言語コミュニケーションの欠如

  • こだわり・興味が局限される。

  • 感覚(知覚)の異常(過敏)

  • 協調運動の不器用さ

学習障害(LD)

  • 読字障害:文字が読めない、意味を理解しにくい、字が書きにくい
  • 書字障害:文字がうまく書けない、作文が苦手
  • 算数障害:数量の概念が理解できず、数字を頭に置いた計算ができない
  • 非言語性障害:時間・空間・大小・方向・順序などの理解が困難

発達がアンバランスという捉え方

  • 脳の発達が凸凹→凸の部分を活かせばギフテッド(贈り物)という考え方

なぜ発達障害が増えているのか

第2章 発達障害は万病のもと

発達障害と合併症・二次障害

気分障害

  1. 双極Ⅰ型…典型的な躁病相のはっきりした躁鬱病
  2. 双極Ⅱ型...4日以上持続する軽装時期を持つ中等~重度のうつ病
  3. 双極Ⅱ 1/2型…気分循環器質を背景にうつと軽躁を繰り返す。
  4. 双極Ⅲ型…抗鬱薬投与や身体治療によってのみ躁転したもの。
  5. 双極Ⅲ1/2型…物質乱用やアルコール使用によって躁転する鬱病(物質誘発性あるいは物質離脱性気分障害)
  6. 双極Ⅳ型…発揚気質者(野心的でエネルギッシュな人)が50代頃から(過眠-静止型)うつを呈する。
  • 「若年発症」「親族に同じ気質」「躁転、気分変調を呈する」「依存症」「衝動的な行動・暴力」が隠れ躁鬱病の鑑別点
  • 隠れ躁鬱病は夜型人間が多い(=睡眠障害)

依存症

  • 低年齢層ではパソコン、ゲーム。大人の場合は酒、ドラッグ、インターネット、DV、過食、拒食
  • 執着性、反復性、強迫性、衝動性
  • 依存対象は物質(たばこ、カフェイン、砂糖など)、行為(買い物、賭博、自傷など)、人間関係(異性、暴力、共依存など)
  • イネーブラー(陰の助長者)
  • 依存と趣味との線引き:生活範囲を明らかに狭める、就労を困難にする、周囲の人とトラブルになる。が境界線
  • セルフメディケーション仮説…ADHDの不安感から逃れるためにドラッグに頼りやすい。

不安障害(約4割が合併)

パーソナリティ障害(約4割が合併)

  • 大人のADHDはB群(境界性、反社会性、自己愛性、演技性)のパーソナリティ障害になりやすい。
  • 境界性…対人関係を維持できない。理想化→失望。衝動的行為を繰り返す。
  • 反社会性…社会の規範意識、他者に対する共感に乏しい。ADHDの子供が成人して反社会性になる率は一般の10倍。
  • 自己愛性…自分が特別に優秀で賛美されて当たり前だという思いが強い。
  • その他の合併症…チック症、睡眠障害、月経前(不機嫌性)障害
  • 多動・衝動性優勢型(ジャイアン型)、不注意優勢型(のび太型)

第3章 発達障害を正しく診断するには

  • 不注意型のADHDは見過ごされやすい。
  • 大人の発達障害の診断…①生育歴・家系の聴取②通信簿の確認③脳波検査④頭部MRI⑤頭部SPECT⑥WAIS

第4章 よく効く発達障害の治療法・対処法

  • サイコスキャン→二次障害があれば併せて治療、家族も発達障害の心理教育を受けてもらう。→職場にも連絡。
  • 自立支援医療(公費負担)…入院しないで行われる計画的かつ集中的な精神医療が対象
  • 精神障害者保健福祉手帳…一定程度の精神障害の状態にあることを認定。さまざまな支援策
  • オメガ3系の不飽和脂肪酸を意識して摂取(魚を食え、DHA/EPA)。オメガ6(ポテトチップスやジャンクフードは×)

薬物療法の実際

心理療法認知行動療法の応用

  • マナーを身につける
  • スケジュールを管理する
  • 自分を客観的に見る
  • 周囲の理解を得る
  1. やるべきこと一覧表を作る
  2. マニュアルを作る
  3. 仕事を分割してできることから取り組む
  4. アラームを利用する
  5. 定置を心がける
  6. 紛失物が多いので体から離さないようにする。
  • 職場の援助
  1. 発達障害の症状をよく理解して気にかけてあげる
  2. パニックを起こしたとき用に個室を用意する
  3. 発達障害を理解してくれる人とのホットラインを用意する。
  4. 配置転換や役割分担をできる範囲で行う。
  5. スケジュールは事前に頻繁に図示して伝える。
  6. 静かで視覚的刺激の無い所に机を置いてあげる。(気が散りやすく視覚・聴覚刺激に敏感)
  7. 叱責・大声での避難は避け、なるべく褒めて伸ばす。

第5章 発達障害とキャリア・ガイダンス

  • 発達障害者はよく言えば「磨かれていない原石」
  • 向かない職業:営業・セールス・経理・人事・総務・交通・運輸関係・パイロット・航空管制官・家事
  • 向いている職業:専門的・強い刺激や変化に富む・視覚的才能を活かす・機械や物を相手にする
発達障害を仕事に活かす (朝日新書)

発達障害を仕事に活かす (朝日新書)

 

第1章.発達障害とは何か-その職業適性について

第1節~第3節→省略

第4節 「社会に出てからうまくいかない人」と発達障害という診断名

  • 診断名の症状に当てはまるものもあるが、そうではないものもあり、違和感がある。
  • 障害と言われるとどうしようも無いのかと思う。
  • 1人の発達障害者に複数の障害特性を併せ持つ場合が多い。


第5節 発達アンバランス症候群(凸凹症候群)という考え方

  • disorderの訳は「障害」より「心身機能の不調」「機能不全」という意味で元に戻らないという意味ではない。

第6節 発達アンバランス症候群(凸凹症候群)として捉えたADHDとASはどのように症状、特徴が異なるのか

ADHDの特性
  • 多動傾向:落ち着きのなさ、新規追求傾向
  • 不注意/注意力散漫:ADHDの中核的症状、AS、LDも併せ持っている事が多い
  • 衝動性:後先考えずに思いつきで行動。衝動買い、賭博
  • 仕事の先延ばし傾向:興味・関心の向いたことを優先する。すべきことをすぐ忘れる。新しい事への抵抗が強い
  • 感情の不安定性:多動・衝動優勢:「短気でキレやすい」、不注意優勢:些細なことで気持ちが落ち込む。
  • 低いストレス耐性:「対人不安」「心気不安」「分離不安」「完全癖不安」
  • 対人スキル・社会性の未熟
  • 低い自己評価と自尊心:報酬系の未発達も原因。失敗が多いので自尊心が低下。
  • 新規追求傾向と創造性:興味の無い事への不注意傾向と興味のある事への過集中。
  • 整理整頓ができない・計画性が無く管理が不得手:作業記憶(ワーキングメモリー)の少なさ。
  • 事故を起こしやすい・睡眠障害と昼間の居眠り:
  • 習癖がある・依存症や嗜癖行動・のめり込みやマニアック傾向
ASの特性
  • 対人関係(社会性)の未熟さ…そもそも他人を気にしない。
  • 言語コミュニケーションの欠如…言葉のキャッチボールが成立しない。
  • こだわり・興味局限傾向…熱中と言うより執着。予測、推論は苦手。特定の習慣、手順にこだわりがある。予定変更に柔軟に対応できない。変化を極度に嫌う。ルールを頑固に守り融通が利かない。
  • 感覚・知覚の異常…いずれかが異常に敏感だったり鈍感だったりする。
  • 協調運動の不器用さ…スポーツ全般が不得意。目と手の協応動作、手先の運動も上手にできない。

第7節 発達アンバランス症候群(凸凹症候群)の基本的対処方法

  • 自分に合った事務連絡方法を見つける
  • メモ魔・チェック魔になる
  • 片付けタイムを作る
  • クールダウンの時間と場所を作る
  • 人とやりとりするコミュニケーションのコツを身につける
  • 得意なことを身につける

第2章 発達アンバランス症候群の活かし方とその背景

第1節 アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプと発達アンバランス症候群(凸凹症候群)→略

第2節 成人の発達障害を診断する-星野式多軸診断その1 精緻な聞き取り

  • 特定の診療科目を標榜しているからといって、その科目を学んだわけでは無い。
  • 遺伝的要因、環境的要因、発達的要因を踏まえた多軸診断を学ぶ場が大学医学部には無い。

第3節 成人の発達障害を診断する-星野式多軸診断その2 機能不全家族

  • 機能不全家族…健全な育児をしてもらえない家庭環境
  • 家庭内で常に緊張するためストレスが高くなり、発達障害者の症状が悪化する。

第4節 特長を活かした先人たち-専門職にこそ多い発達アンバランス症候群(凸凹症候群)

  • ポジティブな側面

第5節 教師にみる発達アンバランス症候群の活かし方-特に理数系、美術・芸術系、歴史・社会系の教師

第6節 発達アンバランス症候群の人に向いている職業と向いていない職業

  • 向いている:専門的、マニアックな知識やひらめきが活かされる仕事、強い刺激と変化に満ちた仕事、視覚的要素が強い仕事、機械類や物を相手にした仕事
  • 向いていない:営業、接客業、経理、人事、総務、保育、看護、弁護士、パイロットなど交通運輸関係、飲食店、金融関係、コールセンター
  • 就職時と同じ状況で仕事を続けるのは困難なので状況変化で厳しくなる。

第7節 思春期までに適性を見つけることの重要性-発達アンバランス症候群を引きこもりにしないために

  • 適職を見つけないと転職を繰り返したりニート、引きこもり、鬱、依存症になる
  • 学齢期に気づいて適切な診断を受ければ薬物療法・カウンセリング、生活技能訓練(SST)を等をうけられる
  • 親の「横並び発想」で普通学級に入れることを強いて、結果ダメージを受けることになる。

第8節 発達アンバランス症候群(凸凹症候群)の人が社会参加していくときのコツ

  •  SST:人とのコミュニケーション(視線、声の大きさ、表情、態度、距離、相手の様子を見る)

第9節 組織内に発達アンバランス症候群(凸凹症候群)の人がいるときの対応方法

第3章 最新知見に基づく発達アンバランス症候群の原因と対処法

第1節 発達障害は脳の機能不全

  • 原因①:言葉、社会性、協調運動、生活習慣、感情のコントロール等の発達が未熟、アンバランスになること。
  • 原因②:中枢神経系の発育・発達が損なわれる事による。
  • 原因③:遺伝や妊娠中・出生時の異常、乳児期の病気など。
  • 時期:生まれつき、乳幼児期
  • 何らかの原因で脳機能の発達に凸凹が生まれる障害。
  • ADHD前頭葉の機能不全という説。大脳基底核にある尾状核が原因という説。メチルフェニデートで改善する。
  • ASDADHDと比べて脳の広い範囲に機能的、形態的異常が報告されている。
  • ADHDASDでは脳内の神経伝達物質モノアミンが不足する代謝異常が指摘されている。
  • ADHDではドーパミン神経系が不足、ASDノルアドレナリン神経系、セロトニン神経系の異常もあり。

第2節 脳の機能不全を起こす要因…①遺伝的要因

  • 発達障害の要因となる遺伝子を探す研究が進んでいる。

第3節 脳の機能不全を起こす要因…②環境的要因

  • 妊娠中の状態、周産期の状況、母親のストレス、父親の年齢、出産後の感染症、重金属、PCB、ダイオキシンなど

第4節 脳の機能不全を起こす要因…③心理社会的要因

第5節 発達アンバランス症候群(凸凹症候群)にはエビデンスのある対処法を

  • ちゃんとした医者
  • 自己認知
  • 理解者を作る
  • 薬物治療(脳の機能回復が進む)
  • 心理療法認知行動療法
  • 合併症や二次障害を治療する
  • 引きこもりを改善させる
  • 生活習慣の改善

第6節 脳の訓練~科学的根拠のあるトレーニング方法の実践

  • ワーキングメモリを鍛える、マインドフルネス

第7節 周囲の人にお願いすると良いこと

  • まずは自己認知して、できない所をちゃんと言う。

 

わかってほしい!大人のアスペルガー症候群

わかってほしい!大人のアスペルガー症候群

 

 メモは取っていませんでした。

 

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おおよそ調べ終えたと思う。