いかたけの備忘録

忘れっぽい

飛行機を使った旅行に慣れておきたい

これまであまり飛行機を使って移動したことがなかった。旅行も出張も大体が新幹線で行ける範囲だった。たまに意味もなくフェリーとか使って旅行してみたりすることもある。

飛行機を使うと、他の交通手段よりも手順が多いので大変。ただ、この大変な手順に慣れておいた方が、何か重要な用事で飛行機を使わなければ行けないときに備えるには良いのかも知れないと思った。大変な手順が眼前に控えていると、次のステップでは○○をするので××が必要になり…と考えることが多くなり疲れてしまう。飛行機に乗って移動した後に重要な用事がある場合は、飛行機に乗る段階で疲れてしまうのは良くない。飛行機ぐらい楽チンで乗れるぜハハハ、といったノリでこなせるようになりたい。

ということで、5月6月と飛行機を使った旅行を1回ずつやった。6月は神戸から青森に行き、三沢から伊丹に帰ってきた。別々の経路で行き帰りした方が経験値稼ぎ的にはお得っぽい気がする。住んでいるところから一番近所にあるのが神戸空港で、こぢんまりとした空港で、勝手に日本最小クラスなんだろうと思っていたけれど、三沢空港の方が小さかった。こういったことも訪ねてみて初めてわかった。

今回、チェックインをweb経由でやって、保安検査場に入るときに紙のチケットではなく携帯画面のQRコードで表示させる仕組みだったんだけど、中々読み取ってくれず、空港のカウンターに行って紙チケットを発行して貰うという、ちょっとしたトラブルがあった。受付してくれていた航空会社の人の反応を見ると、そんな大層な事でもなく淡々と処置していたので、よくあることなのかも知れない。こういうのも予め知っておくと、今回は時間に余裕がないから紙チケットが出る方法にしておこうとか、対処できるかも知れない。

ただ、わざわざ自分で経験しなくても知識としては得られるのでは、という気もする。

青森県に行った。

青森県に行ったことが無いということに気づいて、行くことにした。COVID-19の経験により旅行にはいつでも行けるものではない、ということが判明したので、タイミングを見計らっていけるうちに旅行しておきたい気持ちになっている。

往路:神戸空港青森空港、復路:三沢空港伊丹空港にした。

青森駅周辺で歴史館と八甲田丸(青函連絡船)を見た。青函連絡船鉄道車両をそのまま輸送していたことは知らなかった。展示物に戦後の雰囲気が濃くて、ヤミ米を運んでいる人、戦災孤児、引き揚げ者といった人物が多い。その後にA-FACTORYというところでシードル(リンゴのお酒)を買って三沢に電車で移動した。旅行先で交通系ICカードを使うとチャージ額が割とすぐ無くなる事を危惧して、事前にチャージしておいたけど、そのような心配は無用で、現金のみでしか切符が買えなかった。

青函連絡船「八甲田丸」に搭載されている鉄道車両キハ82型

船の下の方に鉄道車両を載せている

三沢で1泊して、翌日は航空科学博物館に行って飛行機を見る。HondaJetの展示スペースがあって、普通は航空機を作るのは数百人でやるけど、HondaJetは40人ぐらいでやりました、とか書いてあって凄すぎる。チームビルディングとかの教材になりそう。

青森県立三沢航空科学館に展示されているHondaJetの概念実証機

HondaJetの概念実証機

航空科学博物館の展示を見終わって時間に余裕があった。近くに、昔の太平洋横断飛行をした飛行機(ミス・ビードル号)の模型と、その飛行機が飛び立った海岸があるとのことだったので、観に行ってみた。林を抜けて海岸線が広がっていて開放感がある。

淋代海岸へ抜ける道

木々の間を抜けて海岸に向かう

ミス・ビードル号と展望台

ところで、長袖シャツ1枚を着て、三沢空港で借りたレンタサイクルで移動していたので、まあまあ寒い。屋内にいるとそうでもないけど、屋外にいるとまあまあ寒かった。次回来るときがあったら軽い上着を持って行くことを心がけようと思う。今回の学びでした。

あげたりもらったりする

職場のイベントでスターバックスのギフトカードが当たったけど、スターバックスにあまり行かないし、こういう話もあるのであまり良い印象がない。

ギフトカードが当たったときに近くにいた人が、スターバックスによく行く人らしかったので、ギフトカードをあげることにした。私が持っていても使わないので、使いそうな人が持っていたほうがいい。

その後に職場の先輩が持ってる古い一眼レフカメラが要らなくなってる、という話をしていたので、ありがたくいただくことにした。使わないのであれば貰って使ってあげたほうがいい。

ところで私はノートパソコンを買い換えるときに古いのを家族や友人にあげるんですが、これは処分がめんどくさいなという後ろ向きな理由によるもので、あまり褒められたものではないと思う

映画を観るのが難しい

2,500円ぐらい払ってIMAXのチケットを買って、710円払ってポップコーンとコーラを買って、映画を観に行ったところ「このサービスを契約すれば映画を500円で観れる。」「このサービスではずっと300円引きで観れる。」といった内容の広告が、映画の本編が始まるまでに、何本も何本も執拗に宣伝されており、ゲンナリした。

こんなに安く映画を見る方法が多数提案されているのに、それを使わず定価で見ているのはバカでマヌケで愚鈍な人間がやることである。ということは言われていないけれど、そのような気分になり、映画を観る前に気分が落ちこむ。せっかく映画を観るのだからなるべく良い体験になるようにテンションを持って行こうとしていたが、難しかった。

ただ、映画を観に行ってる人に映画を安く見る方法を宣伝するのは、マーケティング的に完全な正解なので、この宣伝が終わることは無いと思われる。どうしようもない。

夢、家が水没する。今住んでいる家でもないし、昔住んでいた実家でもない間取りだった。キッチンかどこかの排水口をゴソゴソすると水が抜けていく。水に浸かっていた家具や家財を観て途方に暮れる。

漂白剤のゼネストが終了していた。

ゼネストしてそうな漂白剤」ことワイドハイター クリアヒーローを愛用していたが、少し前からドラッグストアの店頭から見なくなった。

どうも「ワイドハイター PRO」という商品に変わったらしい。

www.kao.com

力強い拳のシンボルは鳴りを潜めて(?)普通の洗剤のデザインになっていたので、後継商品とわからずドラッグストアで迷子になった。というかこの「PRO」が後継商品なのか?と調べてみると下記の回答に行き着いた。

www.kao.com

代わりの製品は「ワイドハイターPRO抗菌リキッド」です。リニューアルで製品名や容器デザインは変わりましたが、中身は変わっていません。

中身変わってへんのかい!

パッケージだけ変えたようである。ゼネストは終了し、職人(PRO)として職場に戻ったと思われる。労働者側の要求が貫徹されたのか、気になるところである。

読書感想文 メタバース さよならアトムの時代

メタバースのプラットフォーム(国産)である「クラスター」の経営者が書いた本。計算とはなんぞやという処から始まるメタバースの歴史、現在のメタバースを可能にしている技術や主要なプレイヤー(企業・中心人物)、メタバースの将来に向けての構想(妄想?)について書かれている。書き方がわかりやすく、ビジネスの観点と技術の観点がバランス良く書かれており「メタバース?なんか流行っとるけど、何が新しいんや?」という人にお勧め。

メタバースでの第1次産業、第2次産業、第3次産業の比喩で、第2次産業だけイマイチ理解しがたかったけど、商品生産業とか窯業だとイメージしやすいのかも知れない。ただ、そのイメージだとマスプロ(大量生産)とはズレる気がしてる。メタバース(データの世界)だと大量生産することを産業の特徴として出しづらいような気がする。