いかたけの備忘録

忘れっぽい

下半期に読んだ本

日々、厳しさが増していきます。皆様いかがお過ごしでしょうか。

上半期は以下。

ikatake.hateblo.jp

 ところで、この○半期に読んだ本、というタイトルはid:daaaaaaiの読書感想エントリーを参考にして作成したものです。最近は彼の読書感想エントリーが中々書かれてれておりませんでしたが、昨日また更新されているのを見ました。

dai.hateblo.jp

 

いかにして問題をとくか

いかにして問題をとくか

 

問題があって、それを解く時にはどういうやり方をしていくかとか、昔やったのを応用するとか、そういうことが細々と書いてある。ちょいちょい「ここまで来れば後は気合いを入れて計算するだけ」みたいな文言があって心強い。

思考のための文章読本 (ちくま学芸文庫)

思考のための文章読本 (ちくま学芸文庫)

 

 上の本は理系の問題を解く話で、こっちは文系というか文章の構成方法とか書き方が色々と書かれている。あと、引用している文書がどれも面白そうなのがすごい。

帰ってきたヒトラー 上 (河出文庫 ウ 7-1)

帰ってきたヒトラー 上 (河出文庫 ウ 7-1)

 

 

帰ってきたヒトラー 下 (河出文庫)

帰ってきたヒトラー 下 (河出文庫)

 

 映画も見て、面白かったので原作も読んだ。笑ってみていたら案外笑えなくなっている感じがある。ヒトラーさんが現代のヒゲそりに憤っているのが面白い。

情緒と日本人 (PHP文庫)

情緒と日本人 (PHP文庫)

 

  あんまり内容を覚えてない。また読み直そう。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 アドラーさん「ワーカホリックはクソ」私「よくご存じで」

フォーラム21 ロシアのエネルギー産業と現代社会

フォーラム21 ロシアのエネルギー産業と現代社会

 

 「ロシアの」って書いてあるけど、軽く世界のエネルギー産業の歴史が載っていて、アルメニア人とアゼルバイジャン人の確執の始まりとかが出てくる。なお、発行日が古すぎて、買う時に「消費税額分が変わってますけど、良いですか?」と聞かれる。

日本の雇用と労働法 (日経文庫)

日本の雇用と労働法 (日経文庫)

 

 たまにツイッターで「労基がビシビシやれば、万事解決じゃん」みたいなことを言ってる人がいるけど、そう単純でもないですよという話。「正社員の生存戦略としては病まない程度にサービス残業するのが最適解になる」といった感じのことが書かれている。あと、労働組合の基本が戦前の体制から来ているというのは始めて知って、そこから今に至るまでが説明されており、よくまとまっていた。

労働組合の基礎知識

労働組合の基礎知識

 

 渡世の仁義で組合の仕事をやることになったので、勉強のために買ったけど、「資本主義そのものをなくさないかぎりは、労働者の生活不安と労働の苦痛は根本的にはなくなりません。」といった強い言葉が記載されている。

一人一殺。最後の右翼の人のインタビューも面白い。 

国家はなぜ衰退するのか(上):権力・繁栄・貧困の起源 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

国家はなぜ衰退するのか(上):権力・繁栄・貧困の起源 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

 

 

国家はなぜ衰退するのか(下):権力・繁栄・貧困の起源 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

国家はなぜ衰退するのか(下):権力・繁栄・貧困の起源 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

 

  「鉄・病原菌・銃」へのアンサー本っぽい。disがきいてる。多くの人に権力を分散するのが良いやり方ですよといった内容だけど、それで必ず成功するわけでも無く、割と運要素強いというような事も書いてある。

となりのロボット

となりのロボット

 

 ロボットの人の愛情表現がすごい。表情はあんまり変わらないけど、好きな人用に記憶容量を空けておいたりして良い。 

現代語訳 論語 (ちくま新書)

現代語訳 論語 (ちくま新書)

 

 「国が荒れている時は、えらくなろうとしなくて良い。そのうち偉い人は変わるので、それまで隠居でもしてれば良い」といった感じで、世界観がゆったりしている。あと「良い感じに国をやっていけば人が集まる」と言ったことが書かれていて移民問題っぽい。

豪華

だがしかし 4 (少年サンデーコミックス)

だがしかし 4 (少年サンデーコミックス)

 

  ラムネは二日酔いに効くらしい。

この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)

この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)

 
この世界の片隅に 中 (アクションコミックス)

この世界の片隅に 中 (アクションコミックス)

 
この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

 

  めちゃくちゃ緻密に書かれていてすごい。

 一機増えるのが良い。 (仕事が進むわけでは無い)

 写真がバーンと出ていてかっこいい。