エジプトの偉い人にいじめられているので、出て行って暮らし方までが書いてある。序盤はいじめられていて出て行くシーンから始まる。
エジプトの偉い人がめちゃくちゃ諦めが悪くて、蛙が降ったり雹が降ったりヤバいことが起きまくっているにもかかわらず、出て行かせてくれません。出て行って良いよって言った後にもやっぱりウソでしたとか言ったり、軍隊で追ってきたりする。軍隊で追ってくるのをかわすために、有名な海を割って行くシーンが出てくる。
海を割ったことで逃げ切られて良かった~といった感じで人々が急に歌って踊るのでミュージカルっぽい。
モーセが山に登って神と話していると、山の下にいた人々が不安になってくる。不安の余り人々が偶像崇拝しようとすると神がキレ散らかして「私マジ嫉妬深いからね、偶像崇拝とかするなよ。私めっちゃ嫉妬深いからね。」と言ってくる。SBJK(嫉妬深いことを自己申告する神)だ。めんどくさそう。
後半はひたすら建物の作り方とか、建物の中に置く物の作り方が細かく指示されている。この建物は幅がいくらで、中に置くこの物は何で作ってどういうサイズで、と言ったことが延々書かれており、図表にまとめて欲しくなる。中には金で作る物もあるので、この時代にはそれなりに金工職人とかが居たと思われる。
最後の方にも神が「私めっちゃ嫉妬深いからね。」と念を押してくる。SBJKやっぱりめんどくさそう。読むことで自分にユダヤ教・キリスト教の適性が無いことが判ってきた。
もしかするとSBJKがめんどくさいのではなく、神ですら嫉妬深いので人間において嫉妬深くない人はめちゃくちゃ凄いという解釈かもしれない。ちゃんと読んでる人との間には解釈違いがありそう。