簡易生活のすすめ 明治にストレスフリーな最高の生き方があった! (朝日新書)
- 作者:山下 泰平
- 発売日: 2020/02/13
- メディア: 新書
昔の人がどうやって生活していたのか一端を見ることができる。この本でしか触れられてなさそうな人々が取り上げられているのが良かった。
確か、物理の大統一理論に関する本だったと思う。3月に読んだのでうろ覚え。物理の大統一理論で有名な、超ひも理論とは別の、ループ量子理論を進めている人の本。19世紀以降に時間や空間が統合されてきた流れが書かれている。
こういうの好きなのでもっと出て欲しい。
「昔は良かった」を批判する本が多い著者。筑摩書房の新書がKindleで8割引ぐらいになった時があって、大量に買った内の1つ。
本はいくら買っても買いすぎるということはない。 https://t.co/4zR81BHfcx pic.twitter.com/r8kQlLYklB
— いかたけ (@ikatake) 2020年6月19日
買ったものの、まだ読み終わっていない本の方が多い。
id:mimemuracoffee 大先生の本。会社は行って適当に覚えたVLOOKUPしか知らなかったので、INDEX・MATCHをこの本で知った。イノウエが好きなのでラストシーンまでしっかり出てきてくれて嬉しい。
難しかった気がする。(うろ覚え)
ちょっと前に安売りされてた筑摩新書の「哲学入門」を読んでいる。いきなりシャノンの情報理論が出てきて良い。
— いかたけ (@ikatake) 2020年7月25日
「 中国語の部屋」やイライザ(対話プログラム)も出てくる。
「簡易生活」の人の本。今ではあんまり記録されていない明治期の大衆向けの本について書かれている。「最高の小説の世界」を紹介するので、20万字かけて「小説」1つについて書かれているわけではない。
アメリカ大陸で未曾有の災害が発生。取り残されたのは、仏教を信じ続けるインディアンだった。
というあらすじなので「"アメリカン・ブディスト"じゃないの?」と思って読みはじめましたが、ちゃんとブッダになってました。ちゃんとブッダって何?仏教の50億年みたいな途方もない概念をヴァーチャル世界で超えてくる描写が好き。
あと、最後の解説では、著者の戦国武将みたいなペンネームについても明かされている。
酒飲んで吐きそうになりながら読みました。
ソースコードはオライリーのサイトからダウンロードできるので、さすがにゼロから作っていたりはしない。ゼロから作っているのを横から見る雰囲気。ただ、中身がどのように構成されているかを知るのには良いと思う。
ディープラーニング検定のG検定を取るために読んだ。試験前日ぐらいにこの本だけでは試験範囲をカバーできないことを知って愕然とした。
この頃からKindleのハイライト機能を使うようになってきた。
マルクス にとって「 可能 な」 共産主義 とは、 国家 による 計画経済 などでは なく、 労働者 たち の アソシエーション で ある 協同組合 が 互いに 連合 し、 社会的 生産 を 調整 する、 その よう な システム で あっ た。
佐々木隆治. カール・マルクス ──「資本主義」と闘った社会思想家 (ちくま新書) (Kindle の位置No.2172-2174). 筑摩書房. Kindle 版.
っていうところが意外だった。サンジカリズムの方が目指していた方向っぽい。
終わりの方の章では、草稿やメモを頼りにマルクスが環境問題等に取り組んでいたことが書かれていてこの辺は全く知らなかった。
半島や大陸の国との関係が悪化すると、国としての精度を急いで作らないといけない場面が出てきて、大変そうだった。 本の内容としては古代から武家ができるぐらいまでをまとめているので、重たい。「終わりに」で作者もこう書いている。
最後 まで 読ま れ た 方 は、 さぞや 難儀 な こと だっ た もの と 思う。
倉本一宏. はじめての日本古代史 (ちくまプリマー新書) (Kindle の位置No.4452). 筑摩書房. Kindle 版.
しかしながら、 歴史 という もの は、 ある程度、 詳しく 知ら ない と、 何 も 理解 も でき ない し、 まったく 面白く も ない ので ある。 私 自身 も そう で あっ た が、 中学 や 高校 で 習う 歴史 が つまらない のは、 単なる 歴史 用語 と 年表 の 暗記 に とどまっ て、 歴史 事象 の 背景 や つながり が、 まったく 説明 さ れ て い ない からで ある。
倉本一宏. はじめての日本古代史 (ちくまプリマー新書) (Kindle の位置No.4456-4459). 筑摩書房. Kindle 版.
豊か な 学問 の 成果 を まったく 無視 し た トン デモ 日本史 本 を 読ん だり する よりも、 よっぽど 楽しい し、 きっと 人生 の 糧 に なる はず で ある。 特に 近隣 諸国 との 関係 を 考える と、 お互い の 歴史 を 正しく 理解 する こと こそ、 正しい 関係 の 基礎 と なる もの で ある。
倉本一宏. はじめての日本古代史 (ちくまプリマー新書) (Kindle の位置No.4475-4477). 筑摩書房. Kindle 版.
藤原道長とかの権力のバックボーンがなんだったか、みたいな話が面白かった。あとは仮名文字の重要性がちらほら出てくる。
日本 における 仮名 の 発明 の 重要 性 は、 もっと 認識 さ れる べき 問題 で ある。
倉本一宏. はじめての日本古代史 (ちくまプリマー新書) (Kindle の位置No.71-72). 筑摩書房. Kindle 版.
庶民 が 読み書き が できる という 条件 が、 その 国 の 歴史 の 発展 に いかに 大きな 影響 を 及ぼす か、 我々 は もっと 認識 し なけれ ば なら ない。 また、 中国 の 漢字 を 使用 し ながら も、 漢文 とは 異なる 方法 で 文字 を 表記 し て き た という こと は、 漢字 文化 からの 相対的 独立、 ひいては 意識 そのもの において も、 中華 世界 から 独立 し た 日本 独自 の 世界 を 構築 する こと に つながっ た ので ある。
倉本一宏. はじめての日本古代史 (ちくまプリマー新書) (Kindle の位置No.3699-3703). 筑摩書房. Kindle 版.
「もう35歳なのにイマイチ金のことがよく判ってないな?」と思ったので買った。人生の到達点を考えて資産を考えていくと良い。と書かれていたので、人生の目標を定めることにした。
人生の目標:安楽死できるまで健康で生きる。
— いかたけ (@ikatake) 2020年10月18日
あなたも教祖になれる!という触れ込みで、様々な宗教がどうやって信者を獲得したかなどの生き残り策を提示する本。実用(?)に即した宗教入門といった感じで読みやすい。
戦後の電力を巡っての企業人・右翼・政治家などの本。当然GHQも出てくる。様々な形で訴訟・駆け引き・陰謀が出てくる。これだけの実弾が飛び交うということが、電力が人々に夢や希望(?)を与えている証左であるので、「たかが電気」とか言っている人に読んで欲しい。
良かった話は、官僚たちが「満州も台湾もなくなったので、いっちょ国内をキワキワまで開発したるか」(意訳)となる話と、電発を巡る国家統制派と地方分離派の話。
最初の原発を建設したぐらいで終ってしまうので、ここで書かれていた以後の話も纏めてほしい。
①肌の色から感情や病気を感知する、②前向きの2つの眼から得た視覚を統合して邪魔な物(鼻とか)を排除する、③ちょっと先を予見する(錯視が起こるメカニズムも説明)、④文字は自然界の境界面のパターンからできている。といった内容。④と同様のロジックを言語と音楽に拡張した内容の近著「脳と文明の暗号」もあって、こちらは今読んでいる途中。
積んでいた。「老人喰い」の著者で、アンダーグラウンドの若者に対して取材を重ねてきた著者が脳梗塞になる。そのときの症状やリハビリから発達障害などの人と高次脳機能障害との類似性を書いたりする。
発達障害に必要なのは精神科よりリハビリテーションでは、という意見が書かれているが、この辺は専門家ではないのでよく判らない。
酒を飲みながらチマチマ読んでいた。章ごとに主要人物を定めて、人物の周りで起きることを中心にして書いている。宗教改革あたりから出てきた「個人」の概念が拡大していって、民主主義や普通選挙に至る。今では民主主義や人権は当然のようにあるけれど、昔からすると普遍的な価値でもない。
全体の感想
内容を忘れている本が多いので、半年ぐらいで纏めた方が良い。