だいぶ前のちくま新書の8割引セールで買った。内容はあんまり覚えていない。
「ヒトの目、驚異の進化」のヒトの続編、聴覚のリズム等と人間の行動をひもとく感じ。
ウカ様オススメの斜線堂有紀先生の本を読んだ。基本的に1ページ完結の話が144個ぐらい書いてある形式で読みやすい。
— いかたけ (@ikatake) 2021年1月18日
だいたい1文目から1000ヤードぐらい飛ばしてくるので、1文読んで、深く息を吸ってから後を読むといった呼吸で読む。
1ページで恐ろしく感情が重くなる話もあってすごい。
ハチャメチャに長い。これも先に書いた本と同じく、ちくま新書の電書セールで買ったけど、電書なので長さを意識せずに読み始めてしまい、どこまで続く泥濘ぞ。戦後に入門するのは大変だ。しかし「あとがき」によれば2/3にダイエットした量だそうです。ひええ、もう戦後はコリゴリだよ~。内容としては密教と顕教の辺が良かったです。
2007年に書かれた炉の歴史について、昔の陶磁器とか作ってたところから始まり、製鉄に代表される近現代の炉と公害・環境対策の歴史について書かれています。大体、こういう本はそれぞれのジャンルの有識者が集まって、分担して書かれることが多いと思いますが、なんとこの本は単著。昔の炉から今の複数の産業で使われている炉について書かれているのに、単著で書いているのがすごい。というかヤバい。ジャンルが射程圏に入る人が限られる本ですが、今回紹介する本の中である意味では一番ヤバい本かもしれません。
江戸時代の百姓の中で割と上層に位置する人たちの暮らしについて述べられていて、名字はあるし、貨幣制度は浸透しているし、当然ソロバンや読み書きもできる、趣味の俳句とかも嗜んでたり、たまには江戸に行ってみたり、と中々に豊かに暮らしている。大河ドラマの「青天を衝け」を観る前に読んでいたので、渋沢栄一の実家がそういう感じだったので、理解が早かった。
百姓の次はイネや!という感じで読んだ。イネの進化やら米の種類やら、イネが影響を与えたと思われる日本に根付いた文化などについて述べられている。イネの生産性の高さがすごい。
イネについての本を読んでいたら、西軍が負けてしまった。 https://t.co/OAU6mJ3BkI pic.twitter.com/GanUntEXpX
— いかたけ (@ikatake) 2021年2月13日
来年こそ西軍勝利を期しましょう。
この人が書いた本、最近はnoteとかも書いてて、歴史についての内容とかはそれと同じ。問題意識としては学生運動が無くなってることで、最後の章で「外山恒一を講演会に呼んで、きっかけにオルグすれば良い」と勧めている。上の動画では36歳だったけど、今は50ぐらいなので後進の育成に力を入れている感じがある。たぶんこの本もその一環と思われる。
昔の人類を掘り出す話。考古学発掘チームでそれぞれのテリトリーみたいなのがあったりそれが弟子とか子供とかに継承されていくのが「へぇ」だった。
良かった。
— いかたけ (@ikatake) 2021年4月28日
電力システムのここ数年の動きが全く判ってなくて、容量市場ナニソレという状態だったので、物事の解説と将来への方向性が説明されていたので、よく理解できた。
電力関係、2011年以降ヘンな本がチラホラあったりして困ってますが、この本は良かった。
【ネタバレ】
— いかたけ (@ikatake) 2021年5月28日
こないだD・カーネギーの「人を動かす」っていう、自己啓発本の始祖みたいな本を読んだんですが、最後がセックスの話だったので「"人を動かす"っていうタイトルはそういう意味だったのか~」と思いました。
これ以外何も覚えていないので、マジで自己啓発書と相性が悪い。
中国の統治のシステムが解説されていて、そこから近代中国で軍閥が跋扈してた要因が説明される。日本は(上で述べた百姓の江戸時代でも)統一通貨ができていたけども、中国はそうではなかった。中華は政府が押さえていたのは本当に上だけで、地方とは乖離していたというのがザックリとした内容。中央政府があります、といっても日本でイメージするものとも、ヨーロッパ人がイメージするものとも異なっていたのが面白い。
イギリス無茶苦茶しよるな~と思いながら読んだ。
アメリカからすると小さい武力しか無いけど、限られたリソースで、局所的に(ウクライナとかシリアとかのピンポイントで)優位な状況を作ることに特化して、かつ様々な手段を活用して、生き残ろうとしている。ロシアはなんとなく物量に任せるイメージがあったけど、そんなことはなかった。
馬について知る必要があったので図書館で借りて読んだ。ちなみに予想が当たるようになるかというと、全く当たらない。