いかたけの備忘録

忘れっぽい

読んだ本2021年7月から12月

前回はこれです。

ikatake.hateblo.jp

これはネタバレですが、「あなたの葬儀でどういう弔辞を読まれたいか考えましょう」というのがあり、「葬儀?無いが?直火焼き一直線だが…?」となった。アメリカ人っぽい自己啓発書。

電書半額セールで買ったやつ。面白く読み終わった後にデータ不正の疑いがあることが明らかになった。

honeshabri.hatenablog.com

タイトルから予想していなかった伝染病の話が割と書かれていた。今の時期に読むと面白い。あと、格差の大きさを示す「ジニ係数」を作った人(ジニ)がイタリアのファシスト党員だったりする話が良かった。

大体の人が知ってることはあまり無くて、それでも巧くいくように社会が構成されているという話。ほとんどの人がほとんどのことに対して、原理的なところは知っていなくて、物語みたいな形で理解している。他の人と協調して働き、それぞれの専門性を信頼して仕事を進めるという風に狩猟時代からやっている。

秒で引越しできたら楽なのになといった荒唐無稽な事が書かれている。

微妙に内容を忘れつつある。

人間は核について想像するのが難しいのでSFとか読んで想像力を鍛えようというのが面白かった。人によって核兵器が危険だったり原発が危険だったりする捉え方があった。

 

労組の無い会社に労組を作ってきた人の話。組織化するときはダラダラやってると失敗するとか、そういう話がたくさんある。ニトリの会長との対談で、会社の規模がある程度大きくなると従業員の意見を吸い上げるのが上手くいかなくなるので、労組がある方が良いという話があり、なるほどと思った。

組合員教科書

組合員教科書

  • 学習の友社
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おさらいも兼ねて労組の本を読んでいたが、見方が一方的になってしまうので、会社側(人事)の本を読むようにした。

祝日を休日にせずに、有休消化日にするとお得といった裏技が載っている。

 

各電力会社(一般送配電事業者)が事故に対する対応や得た教訓、そこからの対策を書いており、なかなか読めるものではない資料が出てきてありがたかった。本の最後に紹介されていた、今後の技術展望で再エネが増加した際の系統運用の難しさとその対策、デジタルツインのことが理解できたのが、意図しない収穫だった。

 

ヒトラーがメチャクチャ怠惰で、内閣をほとんど開かなかったのもそれが原因ではという説。

好き嫌いや功名心でエラいことになってしまう…。

企業再編(合併・分割・吸収)があった際の労使関係について、関係者にインタビューしてまとめた本。現場の人にまで聞いて調査した本はあまりないのでありがたい。なお、基本的に本の中では社名が伏せられているが、調べれば大体判ってしまう。買おうと思ったら出版社取り寄せだったのでメルカリで買った。