※近畿の私鉄ユーザーにしか判らないネタが書かれています。
PiTaPaを使っている。関東でいう、Pasmo的なやつである。関東でいうところのSUICAはICOCAである。九州のSUGOCAがJRだったか私鉄だったかは覚えていない。
PiTaPaの特徴としてポストペイというのが挙げられる。だいたいの交通系ICカードは事前にチャージした分を改札を出るときに払うのだが、PiTaPaは後払いで毎月精算される。要するにクレジットカード的な使い方ができるのである。
クレジットカード的というか、中身がクレジットカードである(多分)。中身がクレジットカードなので、カードに有効期限があり、有効期限が近づくと新しいカードが送られてくる。クレジットカードなので。
クレジットカードは受け取ったことを、対面で確認する必要があるらしく、ポストに入れておいたり、置き配というわけにはいかないようである。
新しいPiTaPaの受け取りに、この間失敗し更に間の悪いことに、同時期に色々と通販やメルカリで届いた物の不在届が重なり、PiTaPaが送られてきた際の不在届を紛失した。たぶん間違えてゴミ箱にポイして捨ててしまい、今頃は焼却炉で燃やされて灰になっている。
不在届が燃やされていても、受取の連絡が無いだけなので、PiTaPaは運送会社の私の最寄りの支店でしばらく待機することになり、その後カード会社に返送され、カード会社が再び私の住所に送付する*1。
そうこうしている間に、PiTaPaの有効期限が切れてしまった。有効期限が切れたPiTaPaを改札にかざすと改札に「この乗車券は使用できません。」と言われ、フラッパーが私の進行方向と垂直に閉じられてしまう。なぜか裏切られた気持ちになる。
やむを得ず切符を買うことになるになる。気がついた事として、ここ5年ぐらいは全く切符を買っていなかった。最近は日本中で交通系ICカードの相互利用ができるようになったので、チャージさえしておけば、どこでもICカードで楽に乗車できていた。
切符を買って電車に乗ると
- 行き先を決める。
- 行き先までの運賃を確認する。
- 行き先までの運賃と同じだけの金額の切符を購入する。多すぎても少なすぎてもダメ
- 切符を改札に通す。
- 乗車中に切符をなくさないようにする。
- 切符を改札に通す。
とかなり面倒だった。ICカードの場合
- 特に何も考えずに改札にカードをかざす。
- 特に何も考えずに電車に乗る。
- 特に何も考えずに改札にカードをかざす。
とかなり楽だということが判った。特に切符を買うプロセスだと1度は数字とカネを扱わないとダメなので面倒くささがある。それにしても、昔は頻繁にこんなに面倒なことをしていたのか!今はもう信じられない!といった気持ちになった。