いかたけの備忘録

忘れっぽい

どうする家康ドラマ館3つ行った。

7/24の週が丸々お休み*1で、せっかくなので旅行に行く事にした。

大河ドラマ「どうする家康」の関連でドラマ館があり、去年の「鎌倉殿の13人」のドラマ館が良かったので、行ってみる事にした。

ikatake.hateblo.jp

徳川家康さんが色々なところを転々として活躍していた人なので、ドラマ館が3つある。西から岡崎、浜松、静岡とあり、それぞれ展示内容も異なる*2。これらの街も徳川家康さん関連で街ごとにキャッチフレーズを付けている。

  • 岡崎:家康が生まれた街(生誕の街、最初の本拠地)
  • 浜松:家康が出世した街(出世する段階での本拠地)
  • 静岡:家康が愛した街(駿府。幼少期を過ごし、江戸から移ってきて最期まで住んでいた街)

旅行の日程としては7/23に中京競馬場中京記念を観て、桶狭間の史跡を観る。7/24にAM岡崎、PM浜松として浜松に宿泊。7/25に静岡。という感じ。

7/23

新幹線で名古屋まで行って、名鉄中京競馬場前駅に行く。駅の名前が分かりやすくて良い。乗換検索アプリとかGoogleマップだと1回乗り換える感じだったけど「本日は中京競馬前駅にも停まります」とのことでスッと到着した。大体徒歩で10分ぐらい歩くと競馬場。

中京競馬場は今年で70周年の記念の年で、その日のメインレース中京記念も70回記念。馬券が記念仕様になっていて、かっこいい。そういえば外れ馬券を捨てちゃったけど、1枚ぐらい置いといても良かったな。

2023年中京3回8日8レース11番アンフィニドールの勝馬投票券(複勝)

馬券的にはトントンでした。ビールとか飲んでいたのでその分は順当にマイナスです。

確か1万5千人ぐらい着ているらしかった。阪神に競馬を観に行くときは大体、重賞のない、穏やかな時に行ってノンビリしているので、久しぶりに人の多い競馬場だった。

競馬が終わったので、桶狭間を観に行く。

桶狭間古戦場趾は公園になっていて、家族連れが昆虫採集していた。お母さんがすぐに虫を捕まえてスゲーって言われていた。

今川義元さんの本陣跡。奥が普通の家なので、静かに通りましょう。

ちなみに桶狭間のあたりはすごいアップダウンが激しい住宅街なので、あんまり夏場の真っ昼間に歩き回るところではない気がする。

織田信長さん(左)と今川義元さん(右)

この日は三河安城で1泊しました。東横INNで「どうする家康」の本能寺回を観て、Twitterを見てると

というtweetがあり、予定にはありませんでしたが、行くことにしました。

7/24

岡崎公園に行って、東照公産湯の井戸などを観る。神君になると産湯のもとまで後生に伝えられる。

岡崎公園にある東照公産湯井

インスタグラム(Instagram)かと思ったらieyasutokugawa(家康・徳川)

岡崎公園にあるieyasutokugawaの看板。

岡崎公園の中には家康さんと本多忠勝さんの像がありました。

岡崎公園徳川家康公像

青年期に書道をやっていたので、ギリギリ「本多平八郎忠勝公」って書いてあるな。とわかる。兜の装飾で分かれや、という話かもしれない。

「どうする家康」岡崎大河ドラマ

ドラマ館はこういう建物でした。中身の撮って良いところは撮影したけど、個人のブログに載せて良いのかよく分からないので、カット。岡崎のドラマ館は、上の写真の通り、ドラマ館として運用する前は「三河武士のやかた家康館」だったので、そこの展示もあったのかな。というところ。ちなみに入場すると本多平八郎忠勝役の山田裕貴さんのお出迎えボイスが聴けます。展示内容では榊原小平太(康政)の初期の鎧、いわゆる「無課金装備」が見れて良かったです。

ドラマ館を見終わったので、岡崎市美術博物館に行こうとしたところ1時間に1本しかないバスがタイミング悪く、行ってしまったばっかりでした。ちょっと調べたら東岡崎駅の駅前にレンタサイクルがあり、去年北九州で使ったのと同じ業者なので、これ幸いと自転車で行くことにした。Google先生曰く40分。まあ大丈夫だろうと。

ikatake.hateblo.jp

で、行ってみて判ったことが2つありました。1つは岡崎市美術博物館に行くまでは結構坂道を登る必要があるということでした。もう1つは月曜日は休館日だったということでした。結果的に1時間半ぐらいサイクリングしただけに終わりました。大河ドラマ館は基本的に無休でやっているので、なんとなくそれと同じ認識で岡崎市美術博物館を捉えてしまったところが、今回の敗因だったと思います。なんとかして岡崎市美術博物館のどうする家康展にリベンジしたい。今度はバスで行きたい。ちなみに道に迷っている最中に撮影した夏っぽい写真です。

岡崎市美術博物館が休館なのを知っていたら、ドラマ館+岡崎城のチケットにしておいて岡崎城に入った方が良かったかもしれない。そんなことを考えながら浜松に移動しました。

浜松駅前には「出世大名家康くん」がお出迎え。なんとなく愛・地球博のマスコットキャラクターを思い出しました。丁度お昼の時間帯だったので、汗をかいたこともあり、つけ麺を食べ、スープ割りを飲み干しました。

浜松駅からは遠州電鉄バスで移動しました。

どうする家康ドラマ館 浜松への行き先案内板

浜松と後の静岡もそうでしたが、結構、地下道が多い印象でした。車中心社会なのでしょうか。

浜松城

浜松城公園の中にドラマ館があります。浜松のドラマ館の展示内容では武田関連が良かったですね。阿部寛さんの演じる武田信玄の衣装や武田軍の旗が展示されている一角はとても威圧感がありました。

浜松城公園にある「若き頃の徳川家康公」像

浜松では浜松城天守にも入りました。

浜松城天守よりどうする家康ドラマ館の方向

浜松城は時代によって増築されてきた歴史があるとのこと。戦後の復元天守は昔の規模よりは少し小さいとのこと。あと400年前の石垣がそのまま残っていてすごい。

浜松城の石垣。浜松市の「これは、約四百年前の築城の頃の面影を残す貴重な石垣です。登ったり、石を引き抜くことは絶対にしないでください。」と記載された看板がある。

個人的には2014年に復元された天守門が良かったです。昔の作り方を参照しつつ、昔の作り方では今の建築基準を満たさないので、基礎の部分は現代のやり方で…という、紹介ビデオを興味深く観ました。

浜松は餃子が名物らしいのでいただきました。この日は浜松の東横INNで宿泊しました。

これは東海・北陸限定らしいダルマサワーとのことです。

7/25

静岡に移動して、ドラマ館に行く前に駿府城公園に行きました。駿府城公園のすぐそばに静岡県庁があり、アングルによってはちょっと面白い写真が撮れてしまう。

深い堀の先にある静岡県

「これが新しい駿府城だよ。今も日本では堀に囲まれた城の中で政を行っているんだ」と何も知らない海外の人に言ったら信じるかもしれない。昔から政務の中心であったお城の近くに県庁やら、政令指定都市の市庁舎をおくのは間違ってないのですが…。

駿府城公園でも徳川家康さんの像を観ることができます。ちなみに大河ドラマ館に行く人は先にこの像を観ておいた方が良いと思います。

駿府城公園にある「徳川家康公之像」

駿府城公園では現在進行形での天守台の発掘現場を観ることができます。岡崎・浜松のような復元天守に入ることはできませんが、発掘現場を観ることができるのも、なかなかできないと思いますので、これも興味深いものでした。(この暑さで発掘作業をされている方も、かなり大変そうではあります。)

駿府城公園の天守台の発掘現場

駿府城公園を見て、静岡浅間神社にあるドラマ館へ。駿府…ではなくて静岡のドラマ館は今川関連の展示が目をひきました。今川義元さん、今川氏真さんの衣装や采配などの展示がありました。家康と氏真が瀬名さんを巡って勝負したときの槍もありました。

ドラマ館に入って松本潤さんからお出迎えの映像があった後に、駿府城公園の家康さんの像をデカくした立体映像が投影されて、なかなか迫力がある。

全体的なドラマ館の感想

どのドラマ館でも4Kシアターで、家康役の松本潤さんがそれぞれの場所に対しての家康としての思いを語るシーンがあって面白い。ほとんど家康にのめり込んでいる気がする。

あと、松本潤さんが各地の史跡や400年前から続く職人さんを訪ねたりする写真コーナーがあって良かった(勿論撮影禁止)。

各ドラマ館で共通してるのは、人物紹介パネルの説明文と、役者さんのサインあたり。今後、ストーリーにあわせてドラマ館の内容も変化があると思うし、内容も各ドラマ館で特色がある構成になると思われます。見る時間としては大体1時間から1.5時間ぐらいです。

 

 

 

 

*1:会社で有給を取る日をまとめている。なお、2019年度より有給を5日取得させる事が会社の義務になりました。詳しくは厚生労働省の記事 https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/newpage_00289.html を読んでください。

*2:共通項目もあります。後述参照